こんにちは!
Azuです。
先日、親戚から南部鉄器の鉄瓶を譲り受けました。
長い間保管していたものだから錆がひどいけど、使えそうだったら使ってね。
とのことでした。
その鉄瓶の状態がこちら。
鉄瓶の外側がひどい赤錆に・・・
外側にひどい赤錆ができてしまっています。
何か刻印が入っているようですが、錆で解読が難しい状態です。
でも、とても立派な南部鉄器の鉄瓶なので、なんとかしてこの錆を落とせないか試行錯誤してみました。
結果、この赤錆がとっても綺麗に落ちたのでご紹介しようと思います!
結論!鉄瓶の外側の赤サビには「椿油+歯ブラシ」が効果的!
色々調べたのですが、外側の錆を落とす方法は炙り直しをするなど、なかなか大掛かりな作業が必要そうでした。
手軽にできる方法はないかと調べた結果、OIGENさんのサイトに、「椿油を気になる部分にすり込む」という方法が記載されていました。
早速試してみたのですが、これが効果大!!!
布に椿油を染み込ませて拭く方法がOIGENさんのサイトには記載されていました。
私の場合は、歯ブラシに椿油を染み込ませて鉄瓶に油を刷り込むことで細かい模様の間にも油が行き渡り、赤錆が綺麗に落ちました。
使った椿油はこちら。
ヘアケア用に購入していて余っていた分を使いました。
椿油はほんの数滴の使用で大丈夫でした。
錆び落とし不要!赤錆が綺麗に落ちた鉄瓶
感動の復活を遂げました〜!!!
見事に赤錆が落ち、まるで新品のように漆黒の南部鉄器に蘇りました!
底面にまで油を塗るのは、直火にかけたときに火災につながるのではと思い、底面はノータッチです。(見えないし♡)
錆で全く読めなかった刻印も読めるようになりました!
「南部盛岡 三厳堂」と書かれています。
黒くて美しい〜!
油を刷り込んだ直後は、持ち手を持つと少々油が手に移ってしまうのですが、時間が経つと油がなじみ、手につくことも無くなります。
《追記》8ヶ月後手入れしてみた
初めて南部鉄器のサビを落としてから8ヶ月が経ちました。
赤サビは再発していません!
しかし毎日使うことで若干輝きが失われてきていたのでお手入れしてみました。
くすんできた鉄瓶も、椿油でメンテナンスすることで、また新品のようになりました!
その様子をこちらにまとめています。
ちなみに…鉄瓶の内側の錆は「緑茶」を煮出して解決!
我が家の鉄瓶は、内側の状態はとても良く、錆もほとんど見られませんでした。
ただ、長期間使用していなかったとのことなので、緑茶を30分程煮出して錆取りを行いました。
錆があると、この煮出した水がドス黒い状態になるようです。
我が家は緑茶の色は綺麗に出ていたので、やはり内側の錆は問題なさそうです。
注意点
鉄瓶の内側は、決して洗剤などをつけないようにしてください。
馴染んだ油が取れてしまい、錆がひどくなってしまいます。
まとめ
南部鉄器・鉄瓶の外側の赤錆は「椿油+歯ブラシ」でとても綺麗に落とすことができました!
錆落としのお手入れを行ってから毎日使用を続けても1ヶ月以上は、赤錆のない状態がずっと続いていました!
椿油さえ自宅に用意していれば、いつでも手軽にお手入れができます。
親戚が何十年も前に購入し、使っていたものを譲り受け、命を吹き返してまた我が家で毎日活躍していることがとても嬉しいです。
この記事が南部鉄器の錆に困っている方の参考になれば幸いです!
たまにメンテナンスをすれば永く使える鉄瓶。
お手頃な値段での南部鉄器 鉄瓶、IH対応のものもあるようですので、南部鉄器に興味のある方はぜひチェックしてみてください☆
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